百万円と苦虫女
何が正義で何が悪なのか。考えてしまう作品です。
猫の命を捨てた同居人?の男の行動に腹を立て、その男の持ち物を
処分してしまうのですが、その罪で刑事告訴されてしまう鈴子。
猫を捨てた(結果死んじゃった)男は罪に問われず、男の持ち物を捨てた鈴子が
器物損壊の罪で告訴されてしまいます。←ほんと腹立つなこの男。
その事件をきっかけに実家の家族や周囲との歯車がずれていき、
百万円貯めたら家を出ると決意する鈴子。
その後も百万円貯まる毎に引っ越しを繰り返すという鈴子の暮らし方に憧れます。
いやむしろこういう生き方をした方が楽しいのではとすら思う。
小さい子どもとかいる場合、転校問題とかあって難しいんだろうけど、
そもそもこの教育が問題だよね。
なんつーか、もっとフリースタイルで良い気がする。まだ通学しなきゃダメ?
2017年現在、インターネットがインフラとして当たり前にあるわけだから、
自宅でもどこでもオンラインで学べて良いと思う。
親世代の働き方がノマドだったりテレワークだったりするわけだから、
その子どもたちが受ける教育も昭和と同じじゃ絶対ダメだと思う。
高校生にもなればN高とか今はあるけど、小中の義務教育こそいらない。
授業も選択型のオンラインにして、ディスカッションはスカイプ参加可能、みたいな。
子どもたちが学校に行かなくなれば、学童の待機児童もPTAも給食も
教員の勤務時間超過問題も、ぜーんぶ解決するのにな。
こういう案を出すと「協調性がなくなる」とか騒ぎ出す人がいるけど、
そもそも義務教育って戦中戦後の軍隊教育だよね。いじめの温床。
俺も苦しいんだからお前も苦しめ我慢しろ的な。害悪。
平成も終わりを迎える今、軍隊教育もオワコンなのです。
と、なぜか教育論になってしまうのでしたw